こんにちは!
Yuki (@yukibnb) です。
前回Google Apps Script (GAS)とLINE Notifyを用いて文章だけでなくスタンプも送る方法を紹介しました。
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文章、スタンプとくれば「画像も送りたい!」という方もいるはずです。
というわけで今回はLINE Notifyで画像を送る方法を紹介します。スタンプと同じく既存のコードに少し足すだけで画像を送信できます。
コピペできる内容にしていますのでご安心ください!
おさらい: LINE Notifyで文章のみ送る方法
念のため今回もおさらいをします。LINE Notifyで文章のみ送るGASのスクリプトは以下のようになります。
この例ではアルバイトにシフト入力を毎週リマインドするLINE通知を設定しました。
function shiftReminder() { // LINEで自動通知する内容。 var content = "\n【シフト入力のお願い】\n\n"; content += "シフト入力の締め切りは毎週木曜(本日) 18:00です。\n"; content += "入力がまだの方は入力をお願いいたします。"; sendHttpPost_shiftReminder(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftReminder(content){ var token = ["トークンを入力"]; //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content}, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
"トークンを入力"の箇所にLINE Notifyのトークンを入力し、shiftReminderを実行すると以下のように通知が届きます。
送信する文章を変更したい場合、変数content (var content =)を編集してください。
今回はこの文章に加えてスタンプも一緒に送信されるスクリプトを紹介します。
もし「GASって何?」「LINE Notifyって何?」「トークンって何?」という場合、まずは以下記事をご覧ください。初心者の方でも簡単に設定できるように図入りで細かく紹介しています。それ以外の方は以下記事はスルーして先に進んでください^^
LINE Notifyで画像を送る方法
送ることができる画像の形式
この記事で紹介する方法ではJPEGのみ送信できます。またサイズも指定があります。
- 画像形式: JPEG
- メイン画像サイズ: 最大1024x1024px
- サムネイル画像サイズ: 最大240x240px
そして事前に画像URLを作成する必要があります。
画像URLについてよくわからない場合、「画像URL 作成」とGoogle検索すれば色々な方法が出てきます。
もしそれでもよくわからない、とりあえず今は手っ取り早くLINE Notifyを試したいという方は以下URLをテストで使用してください。
《メイン画像URL》
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yukibnb/20190210/20190210134821.jpg
《サムネイル画像URL》
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yukibnb/20190210/20190210134818.jpg
コピペでOK!画像を送ろう
では画像付きの文章を送りましょう!
以下スクリプトをコピペするだけでOKです。
function shiftReminder() { // LINEで自動通知する内容。 var content = "\n【シフト入力のお願い】\n\n"; content += "シフト入力の締め切りは毎週木曜(本日) 18:00です。\n"; content += "入力がまだの方は入力をお願いいたします。"; sendHttpPost_shiftReminder(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftReminder(content){ var token = ["トークンを入力"]; //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content, "imageThumbnail" :"サムネイル画像URLを入力", //最大240x240pxのJPG画像 "imageFullsize" :"メイン画像URLを入力", //最大1024x1024pxのJPG画像 }, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
文章だけのスクリプトに今回2行追加しました。
"サムネイル画像URLを入力"の箇所にサムネイル画像のURLを、"メイン画像URLを入力"の箇所にメイン画像のURLを入力してください。
画像URLを準備できていない方は以下URLをテスト用としてそれぞれ入力してください。
"サムネイル画像URLを入力"の箇所:
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yukibnb/20190210/20190210134818.jpg
"メイン画像URLを入力"の箇所:
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yukibnb/20190210/20190210134821.jpg
テスト用URLを入力したスクリプトは以下です。
function shiftReminder() { // LINEで自動通知する内容。 var content = "\n【シフト入力のお願い】\n\n"; content += "シフト入力の締め切りは毎週木曜(本日) 18:00です。\n"; content += "入力がまだの方は入力をお願いいたします。"; sendHttpPost_shiftReminder(content); } // LINE Notifyを利用するための関数 function sendHttpPost_shiftReminder(content){ var token = ["トークンを入力"]; //LINEで自動通知をする宛先のトークン。 var options = { "method" : "post", "payload" : {"message": content, "imageThumbnail" :"https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yukibnb/20190210/20190210134818_120.jpg", //最大240x240pxのJPG画像 "imageFullsize" :"https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yukibnb/20190210/20190210134821_120.jpg", //最大1024x1024pxのJPG画像 }, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify", options); }
では送ってみましょう!
"トークンを入力"の箇所にLINE Notifyのトークンを入力し、shiftReminderを実行すると以下のように通知が届きます。
無事画像を送ることができました!
スタンプは送れるものが決まっていますが画像だと自作すれば無限大です!
まとめ
今回はGASとLINE Notifyを用いて、文章&画像の自動通知を送る方法を紹介しました。
文章だけだとスルーされてしまうかもしれないリマインダーでも、画像を一緒に送れば目立ってスルーされにくくなりますね。
少しでも参考になればうれしいです!